保育士の募集状況 YY
保育分野における人材不足の現状①
・ 保育士の有効求人倍率は、1月頃にピークを迎え、平成26年1月では全国平均で1.74倍となっている。
・ 平成25年度の新規求人倍率を見ると、9割超の都道府県において1倍を超えており、人手不足感が広がっている。
厚生労働省の人材不足の現状のデータによると、有効求人倍率は、過去3年の間、いずれも年末年始にかけて1.25倍を超えているのがわかる。
求人倍率は、求職者(仕事を探している人)1人に対して何件の求人があるかということを表す。
そのため1倍を超えているということは、仕事を探している人よりも求人のほうが多いことになり、需要が供給を上回っていることを示している。
また、有効求人数の推移を見ても、H25年は過去2年間よりも有効求人数が多くあったことがわかる。
平成20年と比較してみると平成26年に受験する人数が17393人も増えている。
そして合格率もあがり合格者数も平成20年と比べ倍以上に増加していることがわかる。
それにも関わらず更に需要が上回っている理由としては、大きくわけて2点上げられる。
1点目は、待機児童をなくすため、国の施策として保育所の整備を進めていること、新園の拡充(運営費支援など)をしいており、保育士の方の働き口は年々増えている。
2点目は、保育士試験に合格し保育士資格をもっているのに、職業として保育士を選ばない、保育士として働かない“潜在保育士”が多くいることがあげられる。
保育士要請施設卒業者のうち48.8%は保育士として就業していないというデータもある。(H.23 雇用均等・児童家庭局職業安定局調べ)
参考文献
保育士試験の実施状況_厚生労働省発表
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000057759.pdf
自己紹介 YY
1.ゲーム 2.映像編集 3.保育関連を調べていくことで保育士の人手不足の情報を知ることができたが、たどり着くまでに時間がかかった。